面接で話すのが苦手なら、しっかり聞くことに集中すると良いかも

傾聴 聞く力

面接が苦手なエンジニア

 

先日、システム開発会社の営業の方とお話する機会がありました。

その方の悩みは一人のエンジニアについてでした。「いつも客先での面接が上手く行かなくて、どうしたら良いのでしょうか」とのことでした。

システム開発のプロジェクトは請負と呼ばれる自社内での開発に加え、客先に常駐して開発をする場合も多々あります。客先で常駐する場合、必ずと言っていいほど、お客様との面接があります。

普段、黙々と開発をこなすタイプのエンジニアは、この面接が苦手だという人が結構います。普段仲間内では聞かれたことに対してそつなく答えられるのに、こと面接となると緊張してしまい、とんちんかんな回答をしたり、焦って回答に詰まってしまう人もいます。

 

また、他のシステム開発会社で聞いたお話では、「客先常駐しても延長されないエンジニアがいて困っている」ということも聞いたことがあります。

 

プロジェクトによっては、3ヶ月程度の契約というのもあります。もちろん、このプロジェクトで終了して、3ヶ月で別の案件へ、ということは考えられます。しかし、往々にして良いエンジニアは手元に置いておきたい、という考えが働きますので、他のプロジェクトに就かせるなど延長されることも多々あります。その延長がそのエンジニアにはないとのこと。

 

「聞く力」(傾聴力)もコミュニケーションには大事

 

面接を突破できないエンジニアと延長されないエンジニア、どちらも全く会話が苦手と言うわけではなさそうなのですが、どの辺に問題があるのでしょうか。

 

1つの原因として考えられるのは、「聞く力」にあるかもしれません。傾聴力とも言いますが、話すことに集中し過ぎて相手の質問や話をしっかり聞けていないことに問題があるのではないでしょうか。

 

コミュニケーションとは言わば、キャッチボールです。相手の言葉や意図をしっかり受け止め、相手の胸にめがけて正確に返さなければなりません。この辺りが苦手な方は、「良いボールを返すこと」に集中しすぎて、ボールを受けきれなかったり、違うボールを返してしまったりするわけです。

また、お客様は仕事に関して全てをいちいち説明してくれません。エンジニアが契約終了になった理由を聞いてみると実は「もう少し自分からプロジェクトを引っ張っていく姿勢があると」とか「ちょっとした作業でも指示待ちなんですよね」とか、仕事の根幹である技術的な問題ではなく、お客様の意図を読み取れていないことが多いのです。

 

まずは「聞くことに」集中してみる

 

もともと人前で話すのが苦手、という人に「しっかり話せ」といっても、余計に話しにくくなってしまいます。まずは、「お客様の話やその意図をよく聞くこと」を勧めてみるのはいかがでしょうか。

よく聞くことができるようになってくれば、自然に機嫌よく働くことができるのではないかと思います。

 

今回は「聞く力」傾聴力について書いてみました。

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